カカオ豆からの手作りチョコレート
夏休みが始まりました。
今年の子供の自由研究はチョコレートにしたいということで、二つ返事で応援することに。
せっかくの機会なので、カカオ豆からのチョコレート作りをしてみることにしました。
1、材料
・カカオ豆
・お砂糖
・カカオバター(なくてもいい)
ビターチョコはシンプルに材料3つ。
ちなみに、ミルクチョコはここに粉乳が入り、ホワイトチョコはカカオバターとお砂糖と粉乳、というように組み合わせが変わります。
2、カカオ豆をローストする
カカオの生豆をオーブンでローストします。
カカオ豆は富澤やcottaでは扱いないけれど、Amazonで少量買えました。
マダガスカル産とのことで、調べてみると、生産高圧倒的1位はコートジボワール、2位が、商品名でもお馴染みのガーナ、3位はインドネシア。マダガスカルは上位には入らず圏外でした。
3、皮をむく
これが最初の難関。
ぽろっと取れるかと思ったら、思ったよりも厚い皮が実にくっついたままなので、爪でガリガリやると、爪の隙間に皮が食い込んで痛いことになる・・・。
ナイフで削る方式に変更して、子供と3人がかりで200gを小一時間剥き続けました。
細かい皮は吹き飛ばすことで除去。もう既に疲れが。。
富澤でカカオニブ(これを細かくした製菓材料)を買えばよかったかも、と思いがよぎる。
4、ミルで粉砕する
きれいに剥けた実をコーヒーミルで粉砕します。あっという間にパウダー状になり、更に回すと油分が出始めて音が変わってきます。
手作業の皮むきに比べたら、機械のなんとありがたいことや。
5、すり鉢で擦る。ひたすら擦る。
ここからが気の遠くなるような手作業再び。粉をすり鉢に移して、ドロドロになるまで擦って練っていきます。
10分経過でこのぐらい。
30分経つとだいぶ油分が出てドロドロになる。
でもまだザラザラで先は長いと感じる。
45分経過。
本に、温めながら練ると書かれているのを思い出し、30分以降は40℃にしてます。温めるとだいぶ楽。
ツヤが出てチョコレートっぽくなった!
本来は工場でもこの作業を丸一日以上かけて行ったりするそうです。
そもそもすり鉢でやっている時点で、どんなに頑張っても舌触りの滑らかさは期待できないし、手作業で数時間は無理。しかもこの日、2回目ワクチンの翌日で、高熱が出てだるいときた。
更に数時間練ったら倒れてしまいそうなので、もうこの辺でおしまいにします。
この先の工程は次回に。