待ちに待ったビオレソリエス

みなさん、いちじくはお好きですか?

先日、レッスン時にイチジクの話になり、愛知生まれの生徒さんのご実家には庭にイチジクの木があって、とーっても甘い完熟イチジクを食べてきた、と聞きました。(愛知県はイチジク栽培が盛んです)

関東生まれの私は家でイチジクが出たことがなくて、初めて食べたのは愛知県の友人宅に伺った大学生の時。

人生初のイチジクは、申し訳ないけれど「む、無理・・・」でした。。
ぼんやりと甘く、フルーツらしい酸味もないし、歯ごたえもない。
パクチーと双璧をなす、私の初めて食べてダメだった2大食品。
(どちらもその後、年月と共に大好き食品になるのですが)

イチジクショートケーキ

しばらく敬遠していて、フランスではマルシェで視界にも入らず食べす、帰国後”生ハムいちじく”という食べ方を知ってからだんだん好きになっていきました。

フランスでは黒いちじくがポピュラーで(星付きレストランのデセールで一度食べたっきり)、今になってものすごく黒が食べたい!と思うようになりました。

愛知県と同じく栽培盛んな和歌山の友達は、黒も売っていると言っていたのですが、東京では見かけたことがなく、これを機にお取り寄せしてみることに。

こちらが佐賀から届いたビオレソリエス✨
フランスの品種だそうで、検索すると農家さんのご苦労が細かく書かれてますので、ご興味あれば調べてみてください。

違う!味が濃い!
いつも食べてきた白いちじくに比べて、果肉がしっかりしていて、中のプチプチも本当にプチプチ。
甘さの中に酸味があって(ここ、私的にものすごく大事)、飽きずにパクパク食べられちゃう。

皮ごといただけるので、黒のコントラストを活かしてタルトにしようかな。
普通のいちじくだとタルトに味が負けてしまうと思うけど、この濃さなら絶対いける。

残念なのは、どんなに力説しても、いちじくに興味のない家族はあまり食べてくれないこと😩
ほぼ一人で消費することになるかもしれません。
あとはコンフィチュールにするとか?贅沢だなぁ。

今日は、イチジクの概念覆されたお話でした。