シュトレン食べ比べ 2023 | Atelier comme tu veux

今年はシュトレンレッスンをしたので、あちこちのお店でシュトレンを買いました。
忘れないうちに書き留めておきます。

ロブション

（小）2,800円

シュトレンハントは11月上旬から。ちょっと時期が早めなので売っているお店も少なめでしたが、その一つがロブション。
「ラム酒やキルシュなどの洋酒にじっくりと漬け込んだ7種類のドライフルーツとナッツをたっぷり練りこみ、コクのある深い味わいのシュトーレンです。上品な甘みと口どけのよい和三盆で仕上げています。」（公式サイトより）

いきなりですが、一番好みでした！
パンぽさが皆無、パウンドケーキかと思うしっとりさ。シロップ打ってるの？
生地自体は甘さ控えめで、周りの和三盆と合わせてちょうど良い甘さ。
分厚い砂糖の層があるといつも取ってしまう私ですが、これはくどくないのでそのまま食べられました。
スパイス感あるのだけどとてもまろやか。

（右がロブション、左がFAUCHON）

FAUCHON

シュトレン・フォション(ミニ) 2,052円

ロブションついでに見つけて購入。FAUCHONらしいピンク色が珍しい。フランボワーズシュガーだそうです。
中身もパイナップルやパパイヤが入っているので、どことなくトロピカルな風味が新鮮。
食感は普通だったけれど、変わり種としては好きでした。

TRES CALM

和三盆1,914円

千石の住宅街の中にひっそりたたずむお店。
ノーマルなシュトレンと和三盆があって、ナッツごろごろの和三盆が店員さんおすすめだったのでこちらをチョイス。

スパイスを多用するシェフのようで、スパイス苦手だと敬遠してしまいそう。
中身のドライフルーツはレーズンのみで、あとは5種のナッツがごろごろ入ってます。

しっとりシュトレンが好みの私としては、ドライフルーツの水分がない分パサパサしてしまう感じで、好みの度合いはやや下。
それと、恐らく生地に練り込んでいる和三盆があんまり感じられないのと、周りにコーティングされている和三盆はカットする時にぼろぼろ落ちてしまうので、結局口に入らずもったいない気がしました。

トレカルムでは珍しくクグロフが置いてあるということで、実はクグロフ目当てついでのシュトレンでした。
クグロフもクリスマスのお菓子ですからね～
ついでにご紹介。

クグロフ（手の平サイズ）810円

サイズ感にしてはすごくずっしりしてるなーと思って食べてみると、すごい水分！
パンのつもりで食べたのでびっくり。サバランに近いかも。
シロップとお酒がかな～り染み込んでいて、薄く切って食べたのに酔っ払う。
ケーキの類いで酔っ払うほどお酒に弱いわけではないので、これは相当入っているんじゃないかな？
お酒好きにはおすすめです。

メゾンカイザー

ハーフサイズ1,500円

カイザーのパンは大好きなので、シュトレンも間違いないだろうと期待大でカットしてみると・・・
固い！とにかく固い！右手に体重かけてギコギコ切る感じ。
なもんで、食感も独特でした。断面がとても黒っぽいのはスパイスのせい？
全てが独特で、最初に食べた時はあんまりかな～と思ったのですが、2回目に食べると、なんだろう、後を引くのです。こういうものだと納得した上でいただくと結構美味しい。
因みにドライフルーツはりんごが多めに入っているようです。